悩め！作れ！ - きたていっくのいつでも休憩中。その３

こんにちは！

昨日作品を完成させて気持ち的に一区切りをつけました。過去作のアイデアを使いまわす感じになりそうなので、いったん休息を入れます。インスタもしばらく開かないで生活してみようと考えました。惰性で同じようなことを続けるのは、自分もフォロワーさんもあまり楽しくないから、メリハリをつけて空白の期間を楽しむことにします。

そんなことを考えていたら、ふと得体のしれない不安感が襲ってきました。

作品つくりやSNSを続けようが続けまいが何も得るものって何も無いんじゃないか。SNS経由のつながりは、作品を介すわけで、実際の僕ではない架空の人物像でフォロワーさん達と付き合う感じがする。実際の僕はというと、そもそも対人関係が苦手だからほとんど会話しないし全然面白みがない。

ふと感じた不安というのは、実際の自分は人間的に魅力が無いかもしれないという事。

作品は素晴らしいと言って下さる方も多く本当にありがたいのですが、僕自身の人間性に関しては平凡でさえなく魅力全く無い気がする。存在感なんてほぼなくて水や空気のようです。このままの姿勢で同じようなことを続けても、なんなら生きていても良い事無いんじゃないか？気が付いたらそんな風に考えていました。

たまにこんな時があります。自分に対する無価値観みたいな、少し鬱っぽい感覚。

そこで長めの散歩で空眺めながらを答えを考えてみました。

降りてきたのは「悩め！作れ！」でした。

いつも唱えているアファメーションの中に「私の悩み苦しみがなくなりますように」という一文があります。これは以前読んだ「ブッダが教えた本当のやさしさ　アルボムッレ・スマナサーラ著」という本の中に書いてあってとてもいいなと思って毎日欠かさずに唱えています。

僕が思うに自分や他人の悩みがなくなるのを願うのはとてもいいと思う。でも実際に無くなってしまう事がないからという意味で。悩みがなくなったら日々の成長、充実も同時になくなる気がするから。

特に僕みたいな精神疾患になるようなタイプの人間の場合、悩むという事は避けられない、かつ素晴らしいことで、悩むからこそ新しい考え方に出会い、見たことのないような作品を生み出すことができて、自分の中にある揺ぎ無いものに出会うことができる。

そんな中でもがき苦しみながら生み出す作品は独創的で、実際に世間で価値がつかなくても、制作する日々の中にゆるぎない充実感を感じるのは間違いがないと思う。

だから悩んで悩んで悩みまくって、作って作って作りまくろうと思う。