こんばんは!
今年のひょうたん栽培は、まだ棚に届くか届かないかの段階で苦戦しています。
とにかく新芽を虫が食いまくっている。
ひょうたん栽培は棚まで到達したら親蔓を摘んで脇目一つか二つを子蔓として成長させるのが基本です。
一番大事なこの時期の蔓を一斉にやられてしまった。
今までこの段階で虫に食われる事はそれほどなくて警戒していなかったら、うっかりとしている間に全体の7割くらいの新芽をやられました。
今日虫が食っているのを見つけて、取り除きましたが、もうアウトな蔓も多くこの先成長していってくれるかわかりません。
自分のひょうたん栽培のポリシーとして農薬を使わないという方針で今まできているから、今回もこの先も農薬は使いたくない。
本当は一斉に食われた今日の段階で方針を変えるべきかもしれない。
ただの農作物じゃなくて貴重な作品の材料であるので、普通に考えたら背に腹は代えられない。
でも、農薬を使いだしたら自然と共生を楽しむという大きな楽しみが失われるのが嫌だ。商売云々の事よりもその気持ちが大きい。
とりあえず、500倍に薄めた木酢液を散布してきました。
あまり効かないかもしれないけど、今のところこれが妥協点。
明日からは一日に3回は虫を捕獲しに行くことにします。
早めに発見できさえすれば何とかなるかもしれない。
あとは、虫食いのスピードよりも脇芽の成長のスピードが上回れば逃げ切れるかもしれない。今が勝負所。
でも今日は、さすがに一匹も捕殺しないというもう一つのポリシーは守り抜くことができませんでした。
葉の奥の方に隠れているのを何匹も引っ張り出すとどうしても潰してしまうので。
問題が発生した時の僕の考え方として、その問題が起こったことがベスト、良い兆しであるという事。
今回の件は、もし栽培が失敗した場合は、絵の制作の方に全振りした方がいいというメッセージかもしれないし、自然との共生において新たなる方法を編み出すことかもしれない。
とにかく、
「起こることは全て良きこと」
もう、それは絶対そう思う。
最終的には「あの問題が起こって良かった」と思えるようになることが分かっているから、ただ毎日最善を尽くすだけ。
また結果を報告します。
今回もお読みいただきありがとうございました。
それではまた!