こんばんは!
急に不安感が出てきたり、かと思えば反転して爽快な感じがやってきたり。最近は基本的には調子がよいけど、なんかのスイッチで急に不安になることがある。
ハイスタのドラマーの恒岡章さんが亡くなられた。ハイスタは大学生の頃毎日のように聴いていて当時組んでいたバンドでコピーしたりもした。学生時代の思い出深い多くの曲を演奏されていたドラマーだったので…。もうハイスタは同じメンバーで復活を見ることはできないのか。寂しい気持ちと共に青春時代を彩ってくれた感謝の気持ちが溢れます。何度もライブで見たカッコいいドラマーでした。どうかご冥福をお祈りします。
それがスイッチかどうかは分からないけど、時折やってくる不安で落ち着かない気持ちをなだめながら、今日は一日中本ばかり読んでいました。芥川賞受賞作品二冊。宇佐見りん著『推し、燃ゆ』と西村賢太著『苦役列車』。読み始めは集中がいるけど、読み始めたら一気に読めてしまう。本を読むという行為にだいぶ慣れてきました。絵を描いているときにも似ていて没頭している間に二冊も読み切ってしまった。
本を読むことで、数時間かけてある主人公の人生を想像し共に歩みます。文字だけで情景までも想像させれるのが不思議で、作家ってすごいなと。僕の好きな人生哲学や自己啓発の本で得られる学びとは全く別種の味わい深いものがあります。没頭して一気に読むことで感情移入も大きく、アウトプットとして作品制作ばかりしていたら得ることが出来ない新しい感覚をインプットすることが出来ました。
自分の作品制作の合間に音楽を聴きながら小説から物語をインプットする。あと1時間ほどの散歩も入れながら。このルーティーンはかなりいい感じです。
次は村上春樹著『海辺のカフカ』上下巻を読みます。もう借りてきて机の上に準備しているけど、明日はひょうたんランプを作るからお預けです。楽しみすぎる。本の面白さを見つけてしまいました。
さて、今日は絵の紹介。【See-through Bubbles】という作品です。
円定規を使ってふわふわ飛んでいるシャボン玉をモチーフにした作品。
円の中だけをカラフルにして目立たせました。
その外側は細かい模様を描いて緻密さと彩のコントラストが見どころ。
大体丸二日かけて描いています。
もう少し時間を掛けたいけど、つい完成を急ぎ翌日には仕上がってしまう。
一週間とかかけて0.3mm極細ペンで描いていた無意味に細かい作品が恋しい。
最近はそこまで細かくなくて、当時とは異質なものを纏っているのでこれはこれで完成されているかなと思います。
その時々のフェーズがあるから、とりあえず今思いつくものをどんどん形にしていきます。
今回も見ていただいてありがとうございました。
それではまた!